ベルファイン 1/8 アクア [フィギュア]
ベルファインの1/8スケールフィギュア、「アクア」、“このすば”こと「この素晴らしい世界に祝福を!」の知力が上がらない駄女神さまをちょっと撮ってみました。
Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.
Made by Rollei HFT Planar 50mm F1.8
総質量 144g、ベース直径 11cm、ベース厚さ 1cm、ベースの厚みを含む展示時全高は 21.5cm前後ぐらい、展示に要するスペースはベース面積相当です。
原作イラストではなくアニメのキャラデザ準拠の造形で、造形自体はとてもいいのですが、お顔の、特にお口の周りにキズや汚れが大変多く目立ちます。まあ、お口の周りが汚れているのはアクア様らしいと言えば言えるのですがw、フィギュアの仕上がりとしては誉められたものではありません。お口の周りのキズや汚れは肉眼ではまず見えませんから、写真さえ撮らなければ気にならないものではありますけれども。
あまりたくさんの照明を使うのもどうかといつも思いながら、今回も終わってみればライト10灯に調光器を2つ使ってました。うち4灯と調光器1台はバックのホリゾントライト用ではあるんですが。ちなみに今回はフィギュアとバックとの距離が2部屋またいで1.4m、これまでで最長です。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ(ISO 200, 絞り優先AE)
OLYMPUS Capture
Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
Made by Rollei HFT Planar 50mm F1.8
GITZO CREMAILLERE2 G212
Manfrotto 410
FUJIFILM VARI-ANGLE GA
Planar 50mm F1.8は、1970年秋のフォトキナで発表されて発売されたフランケ・ウント・ハイデッケ(ローライ)の35mm一眼レフ、ローライフレックスSL35にツァイスが供給した標準レンズで、当初はモノコート、後にフランケ・ウント・ハイデッケ独自のマルチコート“HFTコーティング”が施されてHFT Planar 50mm F1.8となり、その後、ローライの生産拠点がシンガポールに移った際に、ツァイスからライセンス供与を受けたローライが"Made by Rollei"の銘を付けてシンガポールで生産するようになりました。レンズ構成は前群が4群4枚・後群が2群3枚の6群7枚構成と、F1.8クラス標準レンズとしては贅沢なレンズ構成です。
このレンズは当初のモノコートモデルの"Planar 50mm F1.8"と、後にシンガポールで生産された"HFT Planar 50mm F1.8"では、レンズ構成こそ同じながら光学設計が異なっています。おそらく、HFTコーティングが施される際に収差補正が改められたと思われ、モノコートモデルの1971年の計測結果を見るとレンズ周辺部で球面収差を過剰補正としてF2.2で完全補正され、開放から一段絞ると球面収差がほぼ無くなる設計なのに対して、1977年に計測されたHFTコーティングのシンガポール生産モデルは球面収差を開放でほぼ完全補正として、補正不足側に最大で0.09mm程度のふくらみを持ちます。解像力はシンガポール製HFTコートがF5.6時に中心部で250本/mmとかなり高い数値を出していますが、F5.6時の平均は西ドイツ製モノコートが155本/mm・シンガポール製HFTコートが149本/mmと、どちらも1970年代にはよくある平凡な数値です。
今回用いたのはシンガポール製のQBMマウント・プラスティック鏡胴のHFT Planar 50mm F1.8ですが、数年前まで1万円も出すと結構なお釣りが来ていたこのレンズも最近は高騰し、3万円台の値付けも珍しくありません。M42マウントのモデルともなるとさらにお高く、5万とか6万とかの値付けさえ見られますが、そんなに出してでも手に入れたいレンズ…ですかねえ?
HFT Planar 50mm F1.8 (絞り開放)
Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH.
Made by Rollei HFT Planar 50mm F1.8
総質量 144g、ベース直径 11cm、ベース厚さ 1cm、ベースの厚みを含む展示時全高は 21.5cm前後ぐらい、展示に要するスペースはベース面積相当です。
原作イラストではなくアニメのキャラデザ準拠の造形で、造形自体はとてもいいのですが、お顔の、特にお口の周りにキズや汚れが大変多く目立ちます。まあ、お口の周りが汚れているのはアクア様らしいと言えば言えるのですがw、フィギュアの仕上がりとしては誉められたものではありません。お口の周りのキズや汚れは肉眼ではまず見えませんから、写真さえ撮らなければ気にならないものではありますけれども。
あまりたくさんの照明を使うのもどうかといつも思いながら、今回も終わってみればライト10灯に調光器を2つ使ってました。うち4灯と調光器1台はバックのホリゾントライト用ではあるんですが。ちなみに今回はフィギュアとバックとの距離が2部屋またいで1.4m、これまでで最長です。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ(ISO 200, 絞り優先AE)
OLYMPUS Capture
Panasonic LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
Made by Rollei HFT Planar 50mm F1.8
GITZO CREMAILLERE2 G212
Manfrotto 410
FUJIFILM VARI-ANGLE GA
Planar 50mm F1.8は、1970年秋のフォトキナで発表されて発売されたフランケ・ウント・ハイデッケ(ローライ)の35mm一眼レフ、ローライフレックスSL35にツァイスが供給した標準レンズで、当初はモノコート、後にフランケ・ウント・ハイデッケ独自のマルチコート“HFTコーティング”が施されてHFT Planar 50mm F1.8となり、その後、ローライの生産拠点がシンガポールに移った際に、ツァイスからライセンス供与を受けたローライが"Made by Rollei"の銘を付けてシンガポールで生産するようになりました。レンズ構成は前群が4群4枚・後群が2群3枚の6群7枚構成と、F1.8クラス標準レンズとしては贅沢なレンズ構成です。
このレンズは当初のモノコートモデルの"Planar 50mm F1.8"と、後にシンガポールで生産された"HFT Planar 50mm F1.8"では、レンズ構成こそ同じながら光学設計が異なっています。おそらく、HFTコーティングが施される際に収差補正が改められたと思われ、モノコートモデルの1971年の計測結果を見るとレンズ周辺部で球面収差を過剰補正としてF2.2で完全補正され、開放から一段絞ると球面収差がほぼ無くなる設計なのに対して、1977年に計測されたHFTコーティングのシンガポール生産モデルは球面収差を開放でほぼ完全補正として、補正不足側に最大で0.09mm程度のふくらみを持ちます。解像力はシンガポール製HFTコートがF5.6時に中心部で250本/mmとかなり高い数値を出していますが、F5.6時の平均は西ドイツ製モノコートが155本/mm・シンガポール製HFTコートが149本/mmと、どちらも1970年代にはよくある平凡な数値です。
今回用いたのはシンガポール製のQBMマウント・プラスティック鏡胴のHFT Planar 50mm F1.8ですが、数年前まで1万円も出すと結構なお釣りが来ていたこのレンズも最近は高騰し、3万円台の値付けも珍しくありません。M42マウントのモデルともなるとさらにお高く、5万とか6万とかの値付けさえ見られますが、そんなに出してでも手に入れたいレンズ…ですかねえ?
HFT Planar 50mm F1.8 (絞り開放)
駄女神にしては可愛いしプロポーションも抜群でスカウトされそうですね。
by 旅爺さん (2016-08-29 17:28)
旅爺さんさん、ありがとうございます♪
作品中では女神だと言っても信じてもらえなかったりしてますが、プロポーションいいですよね(^^)
それに可愛らしいです♪
by (た) (2016-08-29 19:16)
アクア様いいですね~
めぐみんもゲット予定なのでしょうか?w
by 白吉 (2016-08-29 21:20)
白吉さん、ありがとうございます♪
アクア様、いいですよね♪ キャラがよく再現された造形だと思います。
めぐみんも予約を入れてますw
by (た) (2016-08-30 04:12)
(た) さん、こんにちわ
アクア様、中身は残念ですがw、容姿は完璧ですね(^^)
可愛らしいお顔に癒されてしまいます♪
そして、穿いているのか気になるくらいの食い込みがタマラナイです!
>お顔の、特にお口の周りにキズや汚れが大変多く目立ちます
これは残念ですね・・・、確かにこれは気になると思います。それなりの金額を出しているのだから、顔だけはしっかり検品して頂きたいものですね。このあたりメーカーは早急に改善すべきかと思います。
>あまりたくさんの照明を使うのもどうかといつも思いながら
いやいや、(た)さんのライティングの凝り方はいつ見ても凄いと思います(^^)
>そんなに出してでも手に入れたいレンズ…ですかねえ?
そのPlanarの事はよく分かりませんが(スミマセン^^;)、価値観は人それぞれなので納得して購入されるのなら別に良いと思います。ですが、オールドレンズ・ライフみたいな低レベルな本による刷り込みでない事を願いますねw
by 水銀 (2016-08-31 01:02)
水銀さん、こんにちは。ありがとうございます♪
>アクア様、中身は残念ですがw、容姿は完璧ですね(^^)
中身の残念ぶりがまた可愛らしいですよねw
>可愛らしいお顔に癒されてしまいます♪
この笑顔はほんと可愛いですね(^^)
>穿いているのか気になるくらいの食い込み
デコマス公開時には、アニメ放映時に取りざたされていた穿いてない疑惑にこれで決着が付きそうと期待されてましたがw、予想外の食い込みぶりでした(^^;
>それなりの金額を出しているのだから、顔だけはしっかり検品して頂きたいものですね。
本当にそう思います。プライズとは桁が違う価格なのにお顔の品質管理がプライズ未満というのは頂けないですね。ベルファインは新製品を矢継ぎ早に発表していますけれども、この出来を見ると、この状態で多数のフィギュアを送り出すことに不安を感じます。
>ライティングの凝り方はいつ見ても凄いと思います(^^)
ありがとうございます! なんか照れくさいです(^^;
>価値観は人それぞれなので納得して購入されるのなら別に良いと思います。
納得して買うのなら構わないと僕も思いますが、煽られて買ったら思ってたのと違う的な展開に陥る人もありそうな気がしないでもなく。あるいは今後の相場の変動によっては高づかみさせられたと怒る人もいるかもしれないという気も、ちょっとしてます。
ヤシコンプラナーなんて、2013年頃にはマップカメラがMMJに10万を超える値付けをしていて、いくら何でもそりゃないだろうと思っていたら去年までに暴落して、同じマップカメラが今は3万円台で売ってますw
>オールドレンズ・ライフみたいな低レベルな本による刷り込みでない事を願いますねw
あの手の本で取り上げられると値段が上がりますからねえw あれには業者さんもとても期待されてるようですしwww
このレンズは結構あちこちで紹介されていて、トロニエ設計のウルトロンの系譜という見方もあって人気があるみたいです…このレンズの特許とされるDE2114176を見ると、設計者はエルハルト・グラッツェルとエルヴィン・コンシャクなんですが。
by (た) (2016-08-31 09:55)
(た) さん、再びこんにちわ
フィギュアの記事なのにレンズの話ですみません(^^;
>MMJに10万を超える値付けをしていて、
ありましたね、それ(^^;
ヤシコンにはあまり詳しく無い自分でも驚いて呆れていたので覚えています。まぁ、当時その値段で納得して買った人は、暴落しても怒らないで欲しいですねw
>あれには業者さんもとても期待されてるようですしwww
オールドレンズ系の本自体はそこそこ売れているようですからね、正直な話しオールドレンズの入門者にイキナリ大枚払わせるレンズ勧めてもなぁw
安くても味わいのあるオールドレンズって他に星のようにあるのに、希少性と高価な値段ばかりが取り沙汰されて話題になるのは、どうかなと思っています(^^:
by 水銀 (2016-08-31 22:02)
水銀さん、おはようございます。ありがとうございます♪
>驚いて呆れていたので覚えています。
ですよねー。あれは酷かったです。ジャンクにも4万円近い値段を付けていて、そこまでぼったくるかと呆れてました。
>当時その値段で納得して買った人は、暴落しても怒らないで欲しいですねw
あの当時はヤシコンテッサーにもとんでもない価格が付けられていて、確か6万前後でしたか、しかもそれがどうもその値段で結構売れてたっぽいんですが、今は1万円台半ばから2万円前後ですからねえ。価格相応と思って気に入られているならいいんですが、そうでなかった人は売るに売られず困ってらっしゃるだろうなあと、他人事ながらおもしろ、いやいや、お気の毒に思いますw
>オールドレンズの入門者にイキナリ大枚払わせるレンズ勧めてもなぁw
全く本当にそう思います。
オールドレンズってどんなものかなと興味を持ったときに気軽に試せるようなものをこそ、言葉を丁寧に尽くしてきちんと紹介してほしいと思います。
>希少性と高価な値段ばかりが取り沙汰されて話題になるのは、どうかなと思っています(^^:
昔から有名で定評があったレンズを多数ラインアップする俗物的な傾向が澤村氏の本は特に顕著で、独自の価値観や切り口も乏しくて流行の後追いをやっていたりするのも、ちょっとどうかと思います。あと、澤村氏に限ったことではなく、オールドレンズ本全体に言えることですが、同時代文献に全く当たってないので、読者に間違った知識を植え込んでしまいがちなのも残念です。
by (た) (2016-09-01 07:57)