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納税したら発ガンして [雑記]

喫煙に関するページをいくつか見つける
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/10/post_f839.html

僕は子供の頃は喘息持ちだったので、タバコどころか、何かの煙を吸うこと自体が好きではなくて、結果的に今まで全くタバコを口にしたことはなく、なんでわざわざ好んで煙を吸うかなーと感じるわけですが、それはさておき。

喫煙者を救え!の 「喫煙習慣は自由意志ではない。」には、ちょっと首を傾げちゃうような。
70代・80代以上ぐらいの高齢者ならどうか判りませんが、少なくとも40代前半より若年齢なら、小学校高学年~中学校時代に既にタバコの害についてのひととおりの知識はそれなりに持てたはずで(中学の保健体育の時間に見せられた8mmフィルムの教材映画で、タールで真っ黒になった肺を映し出されるのを見た記憶があります)、「依存症」という言葉はなくとも、「ニコチン中毒」という言葉ぐらいは知っていてもおかしくなかったように思います。
だから、それでも喫煙習慣を身につけた人は、「健康より格好良さを優先するという明確な自由意志があった」のではないかと思うんですが。
僕が学生だった頃のこと、大学に入学してみたら、同じ学科でタバコを吸ったことがない(常習に限らず、試しに吸ってみたことがあるだけも含めて)のは僕を含めて2人ほどじゃなかったかな。身体に悪いという知識を持った上で吸っていることをはっきり言っていたヤツもいたし。
そういう経験から考えて、二十歳にならないうちから自覚的にタバコを吸っている人はそんなに珍しくないだろうと思いますし、前衆院議員・かとう尚彦氏のページにある数字を見ると、鳥取大学の調査で2000年現在の高校3年男子で55.5%と、半数を超えてますね。「中高生が納めたたばこ税は642.7億円」と推計されてます。
(昔、喫煙現場を撮った写真が流出してスキャンダルになった未成年タレントがいましたが、そのスキャンダルを書き立てていた記者は脛に傷を持ってないのかと訝しく感じたものでした。)

とは言いながら、喫煙が原因で肺ガンに罹患することを自業自得と言い切って良いようにも思えなくて、自発的納税によって得た疾病なのだから、国家が何らかの補償を行ってもいいじゃないか、とりわけ未成年で喫煙習慣を身につけた末の肺ガンなら、早くから納税を行っているわけだから、いっそう手厚い補償があってもいいんじゃないかという気もします。
未成年の喫煙は間違いなく法的には違反行為ですが、それでも結果的に、自発的に納税したという事実は動かし難く思うし、また、法的禁止がかえって大人の証のような魅力をもたらして、そのくせ容易に入手可能な状態が放置されていることが強い誘惑になっているような気もしなくもなく。
だから国家は納税の恩に報いて、医療費を全額負担するとか、遺族に年金を支給するとか、それぐらいのことはしてもいいんじゃないのかな、と。

喫煙が原因の健康被害を補償すると財政が破綻の危機に瀕すなら、まず手始めに財務省職員から、その給与を地位にかかわらず一律に東京都の定める最低賃金あたりまで削って、補償に回しましょうよ(笑)
と、これはまあ、半分冗談ではありますが、それぐらいやって官僚を追い込まないと、国家がタバコに寄生している状態は変えられないんじゃないかと、ちょっと悲観的に思ってます。


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